電気工事の基礎知識を学ぼう!知っておきたい依頼のコツとは - エイチティーエス株式会社

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電気工事の基礎知識を学ぼう!知っておきたい依頼のコツとは

 

日常生活の中で、コンセントの増設や照明の増加など、電気に関する工事を検討する機会は意外とあるものです。

しかし、DIYにするべきか業者に依頼すべきか、迷うことも多いでしょう。

 

そこで、この記事では電気工事の基礎知識に関して紹介します。

依頼時のコツにも触れますので、ぜひご一読ください。

 

電気工事にはどのような種類があるの?

私たちの暮らしに欠かせない存在の電気ですが、新築時には電気工事がすでに完了している状態で入居を行います。

賃貸物件もすでに電気工事が完了していますし、中古住宅もコンセントや照明はほとんどの場合は稼働可能な状態になっているはずです。

 

つまり、日常生活に非常に身近な電気ですが、工事自体を間近で見る機会はほとんどありません。

これには深い理由があります。

 

電気工事にはいろいろな種類がありますが、「電気工事士」が担う分野であり、国家資格が無ければ施工をすることができないのです。

電気工事士でなければ、たとえご自宅であってもDIYをすることはできません。

 

法律によって電気工事士以外の方が工事できる範囲は決められており、ほんのわずかな範囲ですか施工ができません。

では、電気工事の種類とは具体的にどのようなものなのでしょうか。

 

電気工事の種類とは

電気工事にはいろいろな種類がありますが、主に一般家庭の工事については「配線工事」がメインに実施されています。

ご自宅をぜひ見渡してみてほしいのですが、電気工事の配線が屋内に放置されるようにして這っていることはほとんどないはずです。

 

これは住まいを施工するときに、壁や天井に配線を施工しているからであり、露出による劣化を避けるために実施されています。

電気工事にはこのほかに、照明やコンセントの設置、エアコン設置に伴う工事なども行われています。

 

こうした配線に関係する工事は屋内工事ですが、電柱から安全に電気を供給するためには外部の配線工事も必要です。

屋外にも電気工事は多数存在しており、インフラに関係する電気工事も多く実施されています。

 

電気工事には関連する工事も多く、保守点検に関係するものや携帯電話や電話回線に関する基地局作りも広義では電気工事の分類に該当します。

 

電気が無ければ社会生活が成り立たない以上、実に多くの現場で電気工事が必要とされていることがわかりますね。

 

電気工事の基礎知識とは 電気工事士を学ぼう

電気そのものは身近な存在ですが、国家資格の1つである「電気工事士」の資格が無ければ扱えないため、縁遠いともいえます。

では、ここからは電気工事士の資格を通して電気工事の基礎知識を解説します。

 

電気工事士には2つの種類がある

電気工事を担う電気工事士には2つの種類の資格があります。

まず1つ目は「第二種電気工事士」です。

 

この資格は電気工事士の登竜門の役割を果たす資格で、試験は年に2回行われています。

 

筆記試験及び技能試験の両方をパスする必要があり、難関資格と言われていますが、中学卒業後に進学をしていない方でも受験をすることができます。

 

受験資格には学歴以外に実務が問われるケースもありますが、第二種電気工事士ではその心配も不要です。

 

技能試験では接地に関する工事や一般用電気工作物の検査、工具の使用方法なども問われており、資格の取得後に迅速に電気工事士として活躍できる内容が出題されています。

 

2つ目は「第一種電気工事士」です。

この資格は受験資格こそないものの、免状を実際に交付してもらうためには3年以上の実務経験を要する資格です。

 

筆記試験と技能試験が行われており、年に1度開催されています。

 

技能試験は配線図や施工条件に関する情報が事前に公表されており、試験当日には公開されている試験の中から1つがピックアップのうえで出題されています。

 

各電気工事士が担える工事範囲とは

第二種電気工事士と第一種電気工事士は、明確に施工できる工事範囲が異なっています。

第二種電気工事は一般家庭を中心にした工事が可能で、600V以下で受電する設備工事全般を担うことができます。

 

第一種電気工事士は第二種電気工事士を上回る範囲の工事ができる資格で、最大500kw未満の工場やビルに関する工事を担うことができます。

 

実務経験が第一種電気工事の免状取得に必要なことも踏まえると、一般的には第二種電気工事士の資格取得を経た後に第一種電気工事士を目指すことが一般的です。

 

実務経験も蓄えながら未来の活躍を目指すことができます。

電気工事に関心があり、気軽に電気工事に関わってみたい場合には第二種電気工事士を取得することがおすすめです。

 

法律違反とならずにDIYに励むことができます。

 

電気工事を依頼する際にコツはある?

暮らしに欠かせない電気ですが、コンセントや照明の数に不便を感じる、分電盤の耐用年数を迎えるなどの事情で電気工事の必要に迫られることがあります。

 

では、電気工事を依頼する際には知っておきたいコツはあるのでしょうか。

結論からいうと、電気工事は「実績豊富な業者」に依頼をすることが重要です。

 

地域に根差した安心の電気工事業者や実績が分かる電気工事業者に依頼をするようにしましょう。

信頼できる業者に任せると、施工内容や費用に不安なく工事を終えることができます。

 

また、電気工事については「かかりつけの専門家」を持つこともおすすめです。

お身体については医師が、住まいについてはハウジングメーカーや購入時の不動産会社などが相談に応じていますよね。

 

電気工事は毎日フル稼働させているものであり、突然使えなくなってしまっては生活が立ち行かなくなってしまいます。

冷蔵庫も使えなくなり、エアコンなどの設備も使えません。

 

空調関係がトラブルになってしまったら季節によっては電気の復旧まで、室内に滞在することすら大変です。

こうした無用なトラブルを避けるためには、電気に関して気軽に何でも相談できる業者を持つことがおすすめです。

 

かかりつけの電気工事業者がいると、分電盤や配線のメンテナンスや、少し気がかりなこと、コンセントや照明の増設に関しても相談できます。

 

お困りごとを気軽に話せる関係を作ってみてはいかがでしょうか。

 

まとめ

この記事では電気工事の基礎知識について、電気工事士の資格や依頼のコツを中心に詳しく解説を行いました。

電気はとっても身近な存在ですが、意外と普段はメンテナンスや不具合を意識しにくいものですよね。

 

しかし、急なトラブルが発生してしまったら、家電製品を使えなくなってしまいます。

日頃からこまめにメンテナンスを行い、安全に電気を取り扱うように注意しましょう。