電気工事は難しい?仕事のやりがいや必要な資格などを紹介 - エイチティーエス株式会社

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電気工事は難しい?仕事のやりがいや必要な資格などを紹介

 

内装だけではなく、山間部や高所作業などの仕事も多い電気工事の分野は、やはり難しい仕事なのでしょうか。

 

やりがいを感じる場面はどのようなときなのか、気になっている方も多いでしょう。そこで、今回は電気工事のやりがいにスポットを当てて、詳しく紹介します。

 

電気工事のやりがいとは?3つの視点で紹介

電気工事はその名のとおり、電気に関係する工事を指します。

 

住まいに必要な電気を通す配線工事や、大型の施設や病院などを管理する保安、配電設備などを設置・維持する工事などいろいろな種類の電気工事があり、ときには悪天候の中の作業も待ち受けています。

 

では、大変な作業も多い電気工事のやりがいとは、いったいどのようなものでしょうか。この章ではやりがいを3つの視点に分けて詳しく解説します。

 

充実度が高い

電気工事はいろいろな分野の要となる作業を担っています。

 

住まいの完成には電気が欠かせませんし、インフラの維持にもまた、電気が欠かせません。日常のさまざまなシーンを支える電気工事は、「ありがとう」と言われることが多い仕事です。

 

特に内装における電気工事は建物の完成に大きく貢献するため、高い充実度を得られます。また、山間部などのハードな作業は、都市全体の電気を担う重要な工事です。

 

多くの人々の生活を支えているという充実感はそのほかの工事ではなかなか味わえないでしょう。

 

天候に左右されながら電気の復旧工事にあたる仕事も、多くの電気工事士たちがやりがいを感じています。

 

安定性が高い

電気工事は、非常に重要なインフラなどを支えています。つまり、電気がなければ生活が立ち行かないため、必要不可欠な仕事として、常に需要が安定しています。

 

資格の取得後はすぐに活躍が開始できるほか、高収入の現場も多いため、生活の安定性もやりがいの1つです。

 

電気工事は電気工事士の資格以外にも関連資格が多く、取得していくことで活躍できる場面も増加します。

 

成長性が高い

近年スマート家電や太陽光発電など、電気も新しいステージへと移行しています。

 

電気工事も限られた仕事だけではなく、さまざまなシーンに対応できる必要があります。

 

まだまだ眠っている潜在的な需要があるため、今後も電気工事業界全体が飛躍すると考えられており、やりがいはアップしていくでしょう。

 

やりがいは多いけど、苦労もあるのか?

やりがいの多い電気工事分野ですが、実際に従事する場合には、苦労も多い仕事なのでしょうか。

 

ここからは電気工事のやりがいに対して、苦労についても紹介します。

 

肉体労働になりやすい

電気工事は施工管理の仕事に従事すると肉体労働は減りますが、電気工事士の場合は高所作業や軒下の作業なども担うことが多く、肉体労働の側面があります。

 

絶縁体の装備をしっかりと身に付け、狭い天井で作業に従事することもあるのです。

 

体力勝負に感じる方も多く、やりがいはあっても苦労も感じやすいといわれています。

 

多忙になりやすい

電気工事は一般的に明るい時間帯に行われることが多く、夜間仕事は少ないというメリットがあります。

 

しかし、エアコンの設置や新築ラッシュを迎える時期になると、電気工事に依頼が集中し、多忙な状態に陥りやすくなります。収入には貢献してくれるものの、多忙が重なるとストレスを感じやすいようです。

 

資格が必要

理想的な働き方も目指せる電気工事ですが、電気工事は安全に作業する必要があるため資格制度が導入されています。

 

資格がなければ電気工事に従事できないため、まずは電気工事士などの資格を取得していく必要があります。

 

やりがいの大きい電気工事に従事しよう!必要な資格とは

大きなやりがいがある電気工事に従事するためには、必要な資格を取得していく必要があります。では、資格にはいったいどのような種類があるでしょうか。

 

この章では、電気工事に必要な資格について、詳しく内容を紹介します。

 

電気工事士

私たちの暮らしに必要な電気工事には、「電気工事士」という資格が必要です。

 

電気工事士には、第二種電気工事士と第一種電気工事士があり、一般的な住まいの内装などの工事は、第二種電気工事士の資格があれば担えます。(600V以下で受電できる設備工事)

 

第一種電気工事士は、第二種電気工事士よりも難易度が高い資格です。

 

最大電力が500Kw未満の建物の工事などに従事できます。工事の内容にもよりますが、第一種電気工事士のほうが高収入を目指せます。まずは第二種電気工事士を取得しスキルアップを目指しましょう。

 

電気工事士は、学歴が不問であり誰でも挑戦できます。

 

電気工事施工管理技士

電気工事の分野でも施工の計画や工事の品質管理などに従事するためには、電気工事施工管理技士の資格が必要です。

 

電気工事施工管理技士は施工図の作成なども担うため、電気工事士と比較するとデスクワークも多い資格です。建築関係の工事に深くかかわることが多いため、建築士との相性も良い資格といわれています。

 

なお、電気工事施工管理技士は2級と1級が用意されており、2級になると一般建設事務業の営業所、1級になると特定建設業の営業所のそれぞれ専任技術者もしくは監理技術者を担えます。

 

やりがいも大きく、高度な作業に多く従事できるようになるため、電気工事士からの飛躍を目指す方にもおすすめです。

 

電気通信主任技術者

電気工事のなかでもやりがいが増しているのが、通信分野です。

 

ネットワーク関連の工事に深く従事できるため、電気工事士とはまた異なった分野で仕事が広がります。

 

インフラに直結する工事を担うため多忙になりやすいですが、今後も需要が拡大することが予想されます。電気工事だけではなく、通信分野でもやりがいを実感したいと思ったら、ぜひ電気通信主任技術者の取得を目指しましょう。

 

なお、伝送交換主任技術者試験と、線路主任技術者試験が運用されており、いずれも工事内容は異なっています。従事したい内容をしっかりと見極めて試験を受けることが大切です。

 

まとめ

今回は、電気工事のやりがいについて、苦労や資格についても触れながら詳しく解説を行いました。

 

電気工事は多岐にわたる作業内容があり、電気工事士以外にも資格があります。今回の記事では一部をピックアップして紹介しましたので、ぜひ参考にしてみてください。