電気工事士に女性が増加!女性が増えているわけとは? - エイチティーエス株式会社

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電気工事士に女性が増加!女性が増えているわけとは?

 

「電気工事士」というと男性の仕事というイメージですが
最近では女性が増えてきています。

 

電気工事とはどんな仕事をするのか、「電気工事士」とは何なのか
またなぜ女性が増えてきているのかについてご紹介します。

 

電気工事とはどんな仕事内容なのか

電気工事の仕事とは、高い電柱に登って
重い電線を肩に背負って工事をしているイメージも大きいでしょう。

 

ただ、他にも住宅の建築現場で、家を建てた場合に電気工事が必要な場合があります。

 

まず配線の電気工事が必要となり、その後、建物の内装が行われた後に
また電気器具を付ける電気工事の仕事もあります。

 

仕事も不規則で夜の時間帯が多そうな電気工事のイメージですが
通常は9時頃~17時頃までの平均的な勤務時間の仕事も多くなっています。

 

また、力仕事が多いのではないかと思われがちですが
工事現場でも技術の発展のおかげで力仕事が少なくなって
油圧や電動で行えるため楽に作業ができます。

 

男女を問わない仕事になってきていると言えるでしょう。

 

電気工事士はどんな仕事内容、働き方が多い?

電気工事士が具体的にどんな仕事内容で働いていることが多いのかもご紹介します。

 

実際には、エアコン工事やビル管理の仕事
大きな現場工事などの仕事で働いている人が多いでしょう。

 

働き方としては、エアコン工事は平均的な勤務時間で働け
ビル管理の仕事はシフトで働く場合があります。

 

夜遅い勤務があり、定期点検を夜間にすることもあるでしょう。
また、現場工事では、早く終わったら早上りができたり
完了したら長期の休みが取れたりするのも特徴となっています。

 

「電気工事士」の資格とは

「電気工事士」に女性が増えてきていると言われていますが
「電気工事士」とは何なのかについてもご紹介します。

 

「電気工事士」は、電気設備の工事を行ったり、電気を取り扱ったりする際の国家資格です。

 

電気工事による災害などを防ぐために、電気工事士法により定められている資格となっています。
電気工事に携わる人は取っておくことが必要な資格です。

 

「電気工事士」の仕事内容はというと大きく分けて
一般住宅や事務所など多くの建設物の屋内外の電気設備の設計や施行を行う
「建築電気工事」と
電車の安全運行のため電気設備の点検やメンテナンス、架線の張り替えを行う
「鉄道電気工事」の内容があります。

 

そして、電気工事士の資格には
「第二種電気工事士」「第一種電気工事士」の2種類があります。

 

「第二種電気工事士」では、一般住宅や小規模施設の電気工事が可能で
600V以下で受電する一般用電気工作物の取り扱いが可能。

 

「第一種電気工事士」は、さらにビルや工場・病院など大規模施設の電気工事に関われ
高圧の送配電線路の電気工事もでき、最大500kW未満の自家用電気工作物が扱えます。

 

なぜ女性が増えてきたのか

そんな「電気工事士」になぜ女性が増えてきたのかですが
「無資格・未経験で入社OKの電気工事士募集」などの募集もあるなど
業界の人手不足も一つの原因です。

 

また、最近では様々な働き方をする人が多くなっています。

 

男女の区別なく職業を選ぶ人も増えていると言えます。
そして、既に活躍している女性の電気工事士の人がいて、その実績があることからも増えてきています。

 

電気工事士に向いている女性とは

また、どんな女性が電気工事士に向いているのかですが、実際に働く女性の声としては
「工事や機械が好きだった」「現場と呼ばれるような場所が好きだった」などがあります。

 

現場で配線をいじっている時は
男女も関係なく経験の有無に関わらず自分の力でスキルが活かせるのが魅力です。

 

女性にとってもスキルを磨くことができる魅力的な場となっていて
認めてもらえる場となっています。

 

女性の電気工事士ならではのメリット

また、女性の電気工事士ならではのメリットも感じられています。

 

一般住宅での電気工事も多いために、コンセントを作るなどで家庭に訪問しても
お客さんの安心感があると好評です。

 

また、器用で細やかな作業が多いため得意な女性も多い傾向です。
実際に「第二種電気工事士」で行われる技能試験でも
女性が器用さを活かして技能試験でも合格率を高めています。

 

技能試験では、持参した作業用工具と支給される材料で配線図の問題を完成させる試験なのですが
女性の器用さが発揮されています。

 

女性の電気工事士はどのくらい稼いでいるのか

電気工事士全体の年収からご紹介します。

 

調査によると、電気工事士の年収は、勤務先の事業所の規模で異なり
10人〜99人ほどの規模の事業所の場合平均年収は約490万円程度
100人〜999人ほどの規模の場合は約520万円程度
1,000人以上の場合は約700万円台と言われています。

 

事業所の規模が大きくなるほど大きな仕事を受けることが多く高収入となっています。

 

そして、女性はそれよりも100万円程度低くなっていますが
長くスキルを活かせる仕事としていいでしょう。

 

また、年収はエアコン工事、ビル管理、現場工事など様々な職場があることでも異なります。
さらに工事規模、第一種電気工事士、第二種電気工事士によっても変わってきますので
スキルを磨くことも大切です。

 

女性でも電気工事士の資格を持ってスキルを磨いてみませんか

電気工事士として働く女性が増えているわけについてご紹介しました。

 

電気工事士の資格を取って、スキルを磨いていくことで、女性も活躍できる仕事です。

 

いろいろな働き方が増えています。
以前のように体力勝負の仕事のみではありませんので、経験とスキルを磨いていくのもおすすめです。