自動制御計装工事について
自動制御計装工事について
建物内の空調や給排水などを効率化し、快適な空間を作り出すための設備工事を「自動制御設備工事」あるいは「計装工事」と呼びます。計装設備とは施設（の一部）の設備を一括で管理し、遠隔あるいは自動で空調コントロール・給排水などを可能にする設備のことです。人間によってすべて管理をするのは効率が悪く、人件費やエネルギーを無駄にしてしまいます。そのため、自動制御設備を導入して管理する必要があります。とくに24時間365日動き続ける工場などの施設では欠かせない設備です。
集中管理制御用の配線
建物内の電気設備や機械と集中管理設備を電線でつなぎ、一括管理や遠隔操作を可能にします。1つの場所で複数箇所のチェックができるので、人件費の削減にもつながります。電気設備や機械は設置するだけでは動きません。機械に効率的に働いてもらうには、計装工事によるシステム構築が必須です。
建物内での温度管理
各空調設備と中央管理システムをつなぐことで、建物内の温度や湿度を一定に保てます。たとえばオフィスビルの場合、始業終業時のオンオフの切り替えなどを一括で行えば、人件費とエネルギーを大幅にカットできます。また、各フロアの利用方法・状況による調整も可能です。
大型施設や建物の空調設備
大型施設では1つの空間に複数の空調設備が備わっていることも多く、それぞれを独立して働かせると効率が悪いです。空調のムラをなくして効率的にコントロールするには、一括管理する必要があります。施設の規模が大きくなればなるほど無駄も大きくなるので、計装工事によって労力やエネルギーを節約しましょう。
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