これで失敗なし!電気工事会社の選び方の7つのポイント
電気工事を依頼するときに困るのが
「どこの業者に依頼したらいいのか分からない」ということではないでしょうか。
電気工事は業者によって価格や工事の品質は様々ですので発注前の業者選びは非常に重要です。
そこで今回は、電気工事で信頼できる会社の選び方のポイントをご紹介します。
【電気工事会社が行う電気工事の種類】
電気工事と一口に言っても内容は多岐に渡ります。
屋内で行うものから屋外まで行うものまでありますが、
基本的なものは以下のようなものとなります。
・照明・コンセント
・漏電・分電盤
・太陽光発電
・防犯設備・火災報知設備
下記にて詳しくご紹介します。
照明・コンセント
電気工事で代表的なものが照明やコンセントの設置となります。
スイッチを増やしたい場合やコンセントの交換のための工事などを行います。
最近では省電力・長寿命なLED照明への切り替えで電気工事を依頼するケースが増えています。
漏電・分電盤
一般住宅に比べるとオフィスは電気の消費量が多く、分電盤や配線への負荷も大きくなります。
その分、分電盤の故障リスクも高く、定期的な調査や配線回収・交換などが必要となります。
また事業拡大により消費電力が大きくなり、契約アンペアの変更やブレーカー交換など、
するべき電気工事がたくさんあります。
太陽光発電
最近では家庭だけでなくオフィスビルでも太陽光発電を導入する企業も増えてきました。
エコの観点や省エネなどで太陽光発電システムを設置するのも電気工事です。
太陽光発電の他にオール電化への工事も電気工事の範囲となります。
防犯設備・火災報知設備
電気錠、監視カメラ、感知器などを設置するには電気配線が必要になります。
防犯設備も火災報知器設備も電気製品になりますので、電気工事が欠かせません。
防犯設備、火災報知設備を正常に稼働させるためにも正確な電気設備の設置が必要になります。
【信頼できる電気工事会社の選び方の6つのポイント】
1.現地調査をして適切な見積もりをしてくれるか?
業者によっては一度も現地調査せずに契約するところもあります。
インターネットだけで契約が完了するのは一見便利なように思えますが、
現地調査をしないと適切な工事を行えません。
しっかりと現地調査をして提案してくれるのが信頼できる電気工事会社です。
また、費用を安く抑えたいからといって安さに飛びつくのも危険です。
費用を安くする代わりに必要なものを入れていなかったり、安い部品を使っていることもあります。
また、見積書に「工事一式」とまとめて書かれているのも具体的な作業内容が分かりません。
工事内容とかかる費用の明細が具体的に書かれている業者を選ぶようにしましょう。
2.明確な価格設定か?
電気工事会社の公式サイトを見ると料金設定が曖昧な業者がいます。
これは電気工事が全般的に現地調査をしてみないと
実際の金額が算出できない、という面があるためです。
とはいえ、依頼する側としてはどれくらいの工事を依頼したらいくらかかるのか、
という目安が分かった方が安心です。
経験がある業者であれば実例をもとにその工事にいくらかかったのか、
工事内容と金額をホームページに掲載していたり、工事の価格を明確に表示しています。
価格を明確に表示するということは安定的な受注で仕事をしており、
価格に変動が少ない業者であることを示していたり、
経験豊富で自信を持ってサービスを提供していることの表れでもあります。
3.登録電気工事業者か?
電気工事は「登録電気工事業者」が行わなければなりません。
登録電気工事業者の届け出には「第1種電気工事士」または「第2種電気工事士」の資格と
3年以上の実務経験を持つ技術者が在籍していることが条件となり、
経済産業大臣、経済保安監督部長、都道府県知事のいずれかに届け出て登録しなければなりません。
また、登録は5年ごとに更新となります。
電気工事の依頼は登録電気工事業者の登録をきちんと取っている業者が前提となります。
4.アフターサービスがあるか?
アフターサービスは業者の誠意であり、自信の表れでもあります。
アフターサービスの内容は無料メンテナンスなど、業者によって異なります。
別の見方をすれば経営が安定していない会社はアフターサービスにまで手が回りませんので、
アフターサービスができる会社は経営的にも安定しているといえます。
工事を依頼するならアフターサービスがしっかりしている会社を選ぶようにしましょう。
5.損害保険に加入しているか?補償がきちんとしているか?
損害保険は現場作業中に建物や内装、備品を傷つけてしまった場合に補填してくれるものです。
加入していない場合、万が一損害があった時に
業者が修理費用の負担や物品の弁償をしてくれるか分かりません。
損害保険の加入の有無は電気工事会社の信頼性を見分ける1つのポイントです。
しっかりチェックしておくことが大切になります。
6.依頼内容に経験があるか?
業者を選ぶ際には依頼する工事内容が経験豊富な業者を選ぶのがおすすめです。
その工事の経験が豊富にあればちょっとしたアクシデントにも対応できたり、
見積もりの際に適切な提案をもらえます。
また、工事内容の実績を画像などで保存していることもあるので、
実際の出来上がりのイメージを画像で見せてもらうこともできます。
7.きちんとした営業拠点があるか
電気工事会社と言っても
数百人の社員を抱える大きな会社から1人でやっている事業主までいます。
電気工事会社がきちんとした業者であるかを確認する一つの方法として
固定電話の問い合わせ電話番号があるか、
公式ホームページに会社情報がきちんと記載されているかをチェックすると良いでしょう。
インターネットのみで宣伝を行っている業者の中には悪質な業者も紛れている場合もあります。
きちんと実体のある会社に依頼するようにしましょう。
【信頼できる業者に電気工事を依頼しよう】
電気工事を依頼するときの業者の選び方のポイントをご紹介しました。
電気工事業者と一口に言っても規模や技術力に幅があります。
満足いく工事にするためにもご紹介したポイントを参考に
信頼できる業者を選ぶようにしましょう。